中央映画貿易株式会社｜History CEBの歴史

1952年(昭和27年)
8月創立

初代社長　星野晃廣
満州映画協会　中蕐電影　社団法人　日本映画配給社　シンガポール支社長等を歴任。
戦後、混乱期に、日・ソの文化交流が偏った形で為されていることに対し、互恵平等の立場で文化交流及び貿易促進を行うべく中央映画貿易株式会社を設立。
ソ連からの輸入映画作品には、『音楽とバレエの巨匠達』、『雪の女王』、『森の物語』等を輸入、公開。
日本からは、『警察日記』『ビルマの竪琴』等を輸出。

1955年(昭和30年)

セルゲイ・エイゼンシュタイン監督の『戦艦ポチョムキン』を自主上映促進会の形で、初めて日本に輸入、公開。その後、社会主義圏諸国との映画輸出入、貿易を行う一方、社会環境の変化・科学技術の発展に伴い、映像による諸外国との文化交流に会社のスタンスをおきながら、民間ＴＶ局の開局に伴い、テレビ番組の制作に着手。CBC(中部日本放送株式会社)をキー局に、警視庁鑑識課シリーズ『決め手（30分×26本）』、青春シリーズ『かもしか先生行状記（30分×26本）』、連載漫画のドラマ化『十伝君（15分×26本）』を制作。

1960年(昭和35年)

ＪＮＮとソ連邦ラジオ・テレビ国家委員会との間に、ニュースの交換協定を仲立ち締結。

1964年(昭和39年)

星野岳志
日活株式会社を退社後、中央映画貿易株式会社に入社。営業部長に就任。日活株式会社、東映株式会社を中心としたテレビ番組販売業務を主軸とした業務形態に変革。

1972年(昭和47年)

星野岳志　代表取締役社長として就任。
星野晃廣は取締役会長となる。
その後、テレビ番組委託配給の仕入れ会社を拡大。
日本アニメーション、旭通信記、ユニオン映画等、ドラマ、アニメ、時代劇、劇場映画等配給対象作品のジャンルを広げる一方、ドラえもんブームを起こすなど国内に留まらず、日本のアニメ及びライブアクション番組の海外輸出を手掛ける。

1981年(昭和57年)

米国ハワイ州に日本ＴＶ番組専門チャンネル　Nippon Golden Network, Inc.設立に資本参加。星野岳志取締役会長は、その日本支社長として就任。